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只今、実店舗ご来店で印鑑のご注文に限り(※この通りおっしゃってくださいね)
※「はんくんのサイト見たよ」で5%割引いたします

 

外出していると申し訳ないので、ご来店の際はお電話いただければ幸いです

 

 

 

金沢のはんこ屋・塩屋印房
 アクセスマップ
金沢市大額2丁目224-2(エイムさんそば)
TEL(076)298-0047
【営業時間】午前9時〜18時(日・祝 休業)

 

 このページのもくじ

 

はんこ を買う時の3つの留意点

 

実印の手続きがスムーズになる印章彫刻書付です

 

実印・銀行印・認印によって書体を使いわけましょう

 

はんこ の印影は生き生きとさせていただきます

 

 

はんこを買う時の3つの留意点

 

1、実印は下書き(草案)を求める事をお薦めします

 

ご自身のお名前や、あなたにとって大切な人に印鑑をお贈りする場合、完成したハンコを捺した時のイメージはつきますか?

 

 

私が店頭で承る際は、特に実印や銀行印は(篆書体:てんしょたい)をご提案させていただいています。(お札に印刷してあるハンコの書体です)

 

ただ、日常あまりご覧になった事がない書体だけに下書きをさせていただくと
「えっ? 私の名前はこんな風になるの?」 と 驚かれるお客様が殆どです。

 

このように違和感が生じる第一の理由は、普段あなたがお書きになっている漢字と雰囲気がガラッと異なってしまうためです。

 

 

そこで、下記のように彫刻文字が「裕美」さんと想定した場合、「裕」と「美」の文字についてはこのようになります。

 

おそらく、この段階で「えっ?」と思われるかもしれませんが、篆書体にした場合の「文字のスタイル」は一つだけではなく幾通りもあるんですよ。

 

 

 

 

 

 

裕美さんの下書きと捺印見本です。

※ ヨコ形は右から「裕美」様となります。

 

 

 

 

 

また、同じ篆書体であっても用いる「文字スタイル」と「タテ型・ヨコ型の配分」で雰囲気に変化を出すことができます。

 

裕は「衣」(ころもへん)と「谷」の文字に対し、美は上部が「羊」、下部が「大」の2階建ての文字になります。

 

私としてはヨコ形は伸び伸びと柔らかな雰囲気に、タテ形は「谷」と「羊」の上部を微笑んでいるような感じでまとめてみました。

 

 

彫刻する文字にもよりますが、篆書体で構成する場合は縦長にすることによって整う場合が多いのでヨコ型の配分で考えます。 

 

ただ、お客様によってはタテ形をご希望される事もありますので、その場合はそれぞれの箇所を少し変化させる事で目に映る印象は変わるものです。
(※上記印影は共に辞書に存在する正統な字形です)

 

 

実際、「タテ型の方が可愛くて好きです。」や「ヨコ形が落ち着きがあって良いです。」などお客様によって受取り方は様々です。
(もちろん、好みで良いと思います。良い・悪いの意味ではございません。)

 

 

ただ、ここで気をつけていただきたい事は、前もって 草案(下書き)をご覧になったからタテ・ヨコのイメージがつき、そのどちらかを選択できたのであって、もし、それがないと「一体、どんなハンコになるのだろう・・・」と想像もつかないと思います。 
※ 実際、「出来上がったハンコが思ったものと違うので彫りなおして欲しい」と承る事もございます。

 

 

このご時世、PCフォントをプリントアウトして「ハイ、こんな感じで〜す。」じゃ、既に出回っていることになりますよね・・・(笑)

 

 

はんこ の下書きをできる方は案外少ないですよ。 
それは印材に文字を書いて彫れるのは1級印章彫刻技能士だけだからです。

 

 

 

 

下書きは重要な作業なんだ。  最初にイメージがわかなくても2案あると「こっちの方が好きです!」となるよ。


 

 

 

 

 

2、はんこ を彫る道具を見せてもらいましょう。

 

あなたは、「はんこ屋ならみんな彫刻刀をもっていて当然でしょ」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

 

このご時世、レーザーロボットですぐにできてしまうので、持っていない業者の方が多いと思います。(持つ必要がないので)
※現に自動販売機で誰でも作れますよね。

 

それ以前に、下記にある彫刻刀はこのままの形で購入するのではなく「写真→部分」はバラバラに販売されています。

 

もちろん、刃先は自分で砥石で研がなくてはいけませんし、写真のように作らねばなりません。(無資格者には無理です)

 

ですから、本当にあなただけの実印になさりたいのでしたら、ハンコを彫る道具を見せてもらう事をお薦めします。

 

1級技能士の方でしたら 「あなたの 印鑑 はこれで彫らせていただきます!」 と快く見せてくれるはずですよ。

 

 

 

 

「文字の周りを彫る彫刻刀」は、一番〜六番まであります。(数字が大きいほど刃先の幅は広くなります
私の場合は、よく使用する一番刀(いちばんとう)〜三番刀(さんばんとう)を数本用意しています。

 

【文字の周りを彫る彫刻刀】

文字の周りを彫る彫刻刀です。

 

 

 

【文字の太さを整える彫刻刀】

文字の太さを整える彫刻刀です。

 

刃先

文字の周りを彫る彫刻刀の刃先です。

左から一番刀〜六番刀になります。
刃先の幅にご注目ください。
一番の刃先は「針」のように細いです。

刃先

文字の太さを整える彫刻刀の刃先です

 左から鋭角〜鈍角に研いであるのは、
 印材によって使い分けるためです。
 文字の周りを彫る彫刻刀とは刃の付き方
 が違います。

 

 

はんこを彫るためには、荒砥石、中砥石、仕上げ砥石の3つが必要になります。 先ず、荒砥石で刃先の角度をつくり、その角度を中砥石で整えます。
最後に仕上げ砥石で刃先をキレるように「テカテカ」にします。 この刃付け作業だけで数年は要します。 

 

彫刻刀で彫れるものには、柘材を代表とする木、黒水牛や牛角(旧称:オランダ水牛)の牛の角、象牙の牙がありますが、強度は全然異なります。
上記の通り彫刻の刃先の角度を変えてあるのはこのためです。

 

ちなみに、象牙の実印や銀行印を彫っている途中に刃先が折れてしまう事もあります。

 

 

※金沢市内のはんこ屋で彫刻刀で彫れる人は少ないと思います。 それは1級印章彫刻技能士を取得しているのが数人程度だからです。

 

 

 

 

印材問屋さんが「彫刻刀をおいても殆ど需要がないんです。」って言ってるよ。(笑)  あつかえる人がいないってことだよね。


 

 

 

 

3、1級印章彫刻技能士であるかを確認しましょう。

 

 

実は上記を取得している人は石川県でみても10人もいないんですよ・・・・

 

取得者でしたら店頭に「一級技能検定合格証書」がかかげてあるので、すぐわかります。

 

ネットで購入する場合は、その業者さんの会社情報のページに記載されてるはずですよ。

国家検定1級印章彫刻技能士の証

 

※石川県内で見ても取得者は金沢市に数人程度です。 ちなみに、近郊の野々市市、白山市、能美市での取得者数は0です。

 

 

 

石川県内で10人程しかいないのに、印鑑を販売している業者は沢山あるよね。  あっ、そうか、自動販売機で出来ちゃうもんね。(笑)


 

実印の手続きがスムーズになる印章彫刻書付です

 

金沢市の条例では、「市販の出来合いの はんこ」つまり「三文判」では印鑑登録して実印にすることはできません。

 

第4条 2次の各号のいずれかに該当する印章は、印鑑の登録を受けることができない。
(4)流し込みその他の方法により多量に製造されているもの 
【出典】金沢市印鑑条例

 

 

下記に金沢市と近隣の市町村を記載しました。  あなたの住民票がある役場を 今一度、ご確認くださいませ。

 

金沢市の印艦登録  野々市市の印鑑登録  白山市の印鑑登録 

 

能美市の印鑑登録  川北町の印鑑登録  小松市の印鑑登録

 

津幡町の印鑑登録 内灘町の印鑑登録 かほく市の印鑑登録 羽咋市の印鑑登録 

 

 

 

そこで、当店独自の印章彫刻書を提示すれば「あつらえた はんこ なんですね。」と手続きがスムーズになります。

 

 

印章彫刻書には下記の点が明確に記載されています。

 

 

●「彫刻者の氏名」 → 塩屋正晴
●「彫刻文字」 → 彫らせていただいた文字
●「印材」 → 印鑑の素材
●「寸法」 → 直径と長さ
●「書体」 → 彫刻文字の字体

 

 

※ 下記は、令和花子 様からフルネームで象牙の15ミリ丸を篆書体で承り2021年7月に納品した場合の記載例になります。

 

5年間保証書付の印章彫刻書です。

 

以前、受付されている方が 「こういうのがあれば助かります。」 とおっしゃっていました。

 

 

オーダーメイドのハンコであれば上記の彫刻書が添付されて当然のように思われるかもしれませんが、印章彫刻士ではない業者が圧倒的に多いので、添付されないのが現状です。

 

このご時世、自販機で作れるほどですからオンリーワンの印鑑をお求めでしたら、販売業者名の記載だけではなく 「誰が彫刻したハンコ」 なのかを明確にできる はんこ屋で検討された方がいいですよ

 

 

※厚生労働省認定のグッドスキルマークを表示できるのは、1級印章彫刻技能士だけです。

 

 

あなたの住民票がどこであっても大丈夫です

 

 

前述通り、金沢市では市販のハンコでは印鑑登録できませんが、自治体によって条例が異なりますので、あなたの住民票がある市区町村でご確認くださいませ。※ご自身の住民票がある市区町村役場に印鑑登録した印章が実印です。

 

上記の「印章彫刻書」とその印鑑があれば、あなたの住民票がどの自治体であっても印鑑登録の手続きはスムーズにできますよ。

 

 

 

 

印鑑の彫刻書があれば、誰が見てもあつらえたハンコが一目瞭然だよね。  役場での手続きがスムーズになるよ。


 

実印・銀行印・認印によって書体を使いわけましょう

 

 

あなたもご存じの通り、ハンコ には認印、銀行印、実印とありそれぞれ用途も異なります。

 

2本セットや3本セットで「はんこの書体を統一しなくてはいけない」と思われるかもしれませんが、全くそんなことはございません。

 

例えば、下記のように 「真田幸村」さんから承る場合、実印は「フルネーム・篆書体」、銀行印は「姓・篆書体(ヨコ型)」、認印は「姓・古印体(タテ型)」にすれば区別がつきやすいと思いますよ。

 

 

実印

 

実印の書体見本

 

一般的に篆書体(てんしょたい)を用います。お札に印刷してあるハンコの書体 【総裁之印】 がそれになります。
上記はフルネームで真田幸村となります。

 

銀行印

 

銀行印の書体見本

 

実印と同じで一般的に篆書体を用います。彫刻文字によって配分をタテ型・ヨコ型にします。
上記の通りヨコ型の場合は捺印時、向かって右から真田となります。

 

認印

 

認印の書体見本

 

比較的読みやすい書体を用います。上記は線の交差する部分に墨だまりが特徴の古印体(こいんたい)という書体でタテ型の真田です。

 

 



 

 

戸籍謄本の文字で彫刻することをお薦めいたします

 

また、「真」の文字が旧漢字の「眞」である場合は下記の2、4がそれに相当しますのでご覧ください。

 

このように同じ篆書体(てんしょたい)を用いても使用する文字のスタイルや5のようにワクを太くして文字を細くすることによって目に映る印象はずいぶん変わりますので参考になれば幸いです。

 

※当店では戸籍謄本の文字をお薦めしています。

 

店主の紹介

 

 

彫刻する文字が同じでも書体によってハンコの雰囲気が変わるよね。 それと漢字には常用漢字と旧漢字があるから戸籍謄本の文字で彫った方がいいよ!


 

 

はんこ の印影は生き生きとさせていただきます

街角や通販では極端に早く・安価で はんこを販売していますが、その殆どが自動販売機と同じPCフォントです。

 

「ハンコ屋は誰にでもできる商売ですし、資格なんて必要ありません。」 「実際、全国チェーンを展開しているお店も沢山ありますよね。」

 

ただ、ここで注意して欲しいのはPCフォントについては、間違った文字(辞書には存在しない字形)があるという事です

 

ここでは、お札に印刷してあるハンコの書体、篆書体(てんしょたい)を例にとって説明いたします。

 

 

せっかく注文したハンコなのにこれじゃ残念だよね。。。。


 

それでは、下記の通り彫刻文字を「令和花子」さんで見てみましょう。

 

特に注目していただきたいのは、左側の「子」の文字です。 「両方から角が出ているのがお解りいただけますか?  これでは口(くち)になり、誤字です。」

 

私がこの業界に入った当初良く目にしましたが、実店舗でも通販サイトでもいまだにこの「子」を用いたハンコを目にします・・・

 

ボテボテとしてタテヨコの太さが同じ無機質なものになっているのがお解りいただけると思います。
(人の手が全く入らない仕事です)

 

私だったら、線質に抑揚を与え空白とのバランスを調和させ躍動感溢れるように彫らせていただきます。 
(彫刻刀で整えるのでこうなります)

 

したがって、左のものと比べた場合に直径は等しいのに伸び伸びと大きく目に映りませんか?

 

 

 

【篆書体での比較】

ハンコの印影比較です。(篆書体)

 

 

 

【開運書体VS当店の新篆書体】

ハンコの印影比較です。(開運書体vs当店の新篆書体)

 

 

「子」の篆書体は右側のように角はでません。  ご注意なさってくださいね。

 

 

 

※国家検定1級印章彫刻技能士は印材に直接文字を書けますが、無資格者は誤ったPCフォントで作成してしまいます。
正確な文字の形は「篆刻字典」(字書)を見れば確認できるのですが、おそらく、仕事の回転率を上げるため、そういった時間もないのでしょう・・・

 

 

 

 

時間制限で出来てしまうハンコは大量生産されているものと同じなんだね・・・
そう考えると特に一生使う実印は、やっぱり1級技能士のハンコ屋さんに彫ってもらったほうが安心だよね!